ラミネート加工を満足させる

ラミネート加工とは

ラミネート加工とは、プリント・写真・シール・ステッカー・ラベル印刷・カード・プレスCDの特典ポスターなどの表面に透明なフィルムを貼る加工法のことをいいます。オリジナルCDをプレスした後のラベルもラミネートすることでキレイな状態を保つことができます。どんなに大切なCDでも、プレスCDに直接ラミネートをしてはいけませんよ。車のカッティングシートにも使われています。ラミネート加工を施すことで、表面保護(擦れ・色落ち防止)、艶、耐水性、高級感などを与えることができるのです。さらに、特殊ラミネートフィルムを用いることで、マット感やシボ感を与えたり、印刷の退色を防ぐこともできます。現在では、ホットラミネート加工・PP加工・塩ビ加工(下敷加工)・圧着ハガキ加工などの、様々な種類のラミネート加工が登場しています。そのいずれのラミネート加工も、それぞれに特徴はあれど、基本的には印刷物の両面にフィルムを貼り付けるという加工作業になります。
ラミネート加工をする目的は、運転免許証・診察券など、汚れ防止、改造改ざん防止、ラベルの防水のためにラミネート加工が施されているといえます。ラミネートフィルムは、目的・用途別に多くの種類があり、ほとんどの印刷物に対応するものです。例えば、屋外掲示用ポスターには、保護・防水・色褪せ防止・強度補強などの施されたラミネートフィルムを使用しています。それに、飲食店でよく見かける見開きサイズのメニュー等は、ホットラミネート加工が施されているので、これにより防水性が確保できるだけでなく、また飲食関係のお店でもっとも大事な清潔感をアピールすることが出来るです。

パック式ラミネート加工

パック式ラミネート加工とは、よく見かける2枚1シート状のフィルムを加熱プレスラミネート機で、サンドイッチする加工の方法です。フィルムサイズは、名刺サイズ~A3ノビ版まで対応し、フィルム厚も100μ・150μ・250μと多数存在します。フィルムの仕様も両面光沢・両面つや消し・片面光沢片面つや消しなどがあるので、目的用途により、ポスター印刷後など使い分けてラミネート加工を施します。

パック式ラミネート加工

ロール式ホットラミネート加工とは、大判のロールフィルムを使って上下面加熱加圧ラミネート機で加工する方法です。フィルムサイズは横幅~1,400mm(54インチ)まで対応し、長さは自由。フィルム厚は、32μ・100μ・150μ・250μと多数存在します。仕様も光沢・つや消し等があって、通常は大判ポスター出力後の大判ラミネート加工の時に使用します。また、長尺出力にも適しているといえます。

ラミネート加工の注意点

ラミネート加工の注意点を挙げると、どのような物にでもラミネート加工を施せるといyわけではありませんので、以下のことに注意して加工てください。まず、金属・ビニール・布・木片などは加工することができませんので、注意が必要です。熱で溶かした樹脂を紙にしみ込ませることで、透明フィルムを接着さますので、コーティング処理された紙や油分を含むコート紙は充分に接着されず、剥がれてしまうことがあるのです。出力直後のインクジェットプリント紙やプリント直後の写真など、多量の水分を含む紙を加工した場合は、気泡、接着不足、波打ち(しわ)などが発生する恐れがありますので、十分に乾かす必要があります。クレヨン画や感熱紙などは、熱により変色・変質してしまうので加工することができません。注意してください。


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Last update:2023/12/4

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